
「GARDEN」が発行するフライヤーと連動して、
注目のイベントとその出演者たちをクローズアップする
WEB連載 "THE EYES OF GARDEN"。
今回のゲストは、3月20日に
2010年初のワンマンライブを開催する
ロックンロールジプシーズ。
ザ・ルースターズ時代からの往年のファンのみならず
新世代のロックファンをも魅了する
圧倒的なステージパフォーマンスの源泉とは。
その素顔に迫った。
photo:Jun Okada text:Makoto Hongo
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― 2009年の活動を振り返っての感想は?
花田裕之(以下、花田) ライブ中心の活動でした。新宿が多かったかな。
"ROCK'N'ROLL GYPSY AVALONS"としてはフジロックにも出たし、地方では高松や高知、小田原でも演りました。
回数はそんなに多くはないかもね。
下山 淳(以下、下山) 最近では、12月に谷 伸雄(TWANGIN GUITARという名で親しまれたザ・ロッカーズのギタリスト)の
13回忌の追悼ライブに出ました。
― では、2010年の活動の抱負は?
花田 今年は、オリジナルアルバムを出せたらいいかなとは思ってるんだけど。前回は確か2005年のリリースだから久しぶりの新作。
下山 そのレコーディングの予定があって、そのあとにライブするっていうカタチ。あと、単独ツアーもできるといいね。
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― 今まで様々なハコでライブをやってきた中で、ライブハウスに求める条件はありますか?
花田 特にハコに求めることはないです。キャリアを積んで、今ではどこでも演れるっていう自信もついてる。
下山 最近はどこのライブハウスも、全体的にシステムがすごく良くなってるから。昔は差があったけど、最近はヒドいめに遭うことはそうそうない。
― ハコの良し悪しは、リハをやってみてわかるんですか?
下山 いや、入ってすぐわかる。
花田 音がよくないならまだしも、例えば、ステージの前にデッカイ柱が立ってたりとかさ(笑)。まぁ、思い出には残るよね。忘れられない。
下山 なんとか工夫してやり切ってきたね。音響面では、僕たちが若かった頃は、
PA(ミュージック・コンソールなどを含む音響拡張機器)やモニターが十分じゃなかった。
もともとライブハウスの機材に過剰な期待はしないし、信じるのは生音だけ。
どんな環境でも自分たちなりの最高のパフォーマンスを見せます!
― 演奏に使う楽器も重要ですよね。絶対に手放せない楽器との出会いってありますか?
花田 当然あるけど、そんなにロマンチックではないですよ。
10何年前、楽器屋で見かけて何となく惹かれて買ったギターがいつからか手放せなくなるって感じ。
でもオレはその時の気分で結構いろいろと使いたくなる方かも。
最近は335(《ギブソン》社のセミアコースティックギター"ES-335")をずっと使っていて、お互いにだんだんと馴染んできた感覚がある。
下山 オレも衝動買い。1番最近は95年に買った(《フェンダー》社の)ストラト。
楽器屋でまだ売り物にする前の状態の時に見かけて。ボディとネックだけで置いてあって、弦も張られてなかった(笑)。
そのネックを握ったら、すごく気持ち良くって。で、すぐ店員さんに「これ売って」って。
「いや、売り物じゃないんですけど……」って言われたけど、無理矢理頼んで買いました。
69年のだから、相当高いんだろうと思うけど(笑)。
― すごくファッションスタイルが確立されているイメージがあるのですが、いつも決まったステージ衣裳ってあるんですか?
下山 ないない(笑)。あんまりオシャレしない。まあ、家から着てきた服を、着替えるぐらいかな(笑)。
花田 スタイルとしては、シャツとパンツみたいなのが圧倒的に多いかな。
下山 ロックをすることも、別になんか特別なことじゃないからね。
花田 自分たちにとって、変わったことやってる感じはあんまりないしね。
下山 でも、どこでライブをやっても、どんな音を鳴らしても、僕らのバンドはロックで全部説明できると思うんだよね。
― 「ガーデン」のある下北沢は馴染み深い場所だそうですね。
下山 よくライブを演ってますね。つい先日も「251」で演ったばかり。
花田 下北沢は昔からよく行っていたけど、最近はだいぶ様変わりしたよね。
"ザ・ルースターズ"の頃、メンバーの大江(Vo&Gの大江慎也)が住んでて。もう20年以上前かな。
あの頃はただの田舎の街だったけどね。
下山 今はもうなくなってしまった伝説の激安中華食堂「蜂屋」によく行った。そこね、カツ丼が300円だったんだよ。
当時でも、注文するのに躊躇するほどの激安だった(笑)。
花田 その頃から下北沢には結構行ってたね。ライブでも行くし、未だになんかそういう所縁みたいなものはあるかもしれない。
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― 今年は"ザ・ルースターズ"の結成から数えてデビュー30周年ですよね。
花田 30周年みたいですね。またひとつ節目を迎えたということで、
昨年末に博多の「サンパレス」っていうライブハウスで一夜限りの"ザ・ルースターズ"の再結成ライブを演りました。
― 30年間アーティストとして活動し続ける秘訣は?
花田 オレたちにも見えなかったもんね。気付いたら30年て感じです。
下山 学校生活が小・中・高で12年でしょ。しんどかったなぁ、卒業するまで(笑)。
本当に長い12年間だった。でも、それがバンドを始めてあっという間に30年(笑)。
― 音楽やバンドは学生時代からですよね?
花田 そうですね。放課後に学生服を着たまま練習に行ってた。池端だけは、土木作業員の現場帰りみたいな格好で来てた(笑)。
― キャリアと年齢を重ねて、変わったことってありますか?
下山 ちょっとしたことでは、あまり動じなくなりました。さっきも話した通り、環境の悪いライブハウスも全然平気。
花田 賢くなりすぎることは、ハンデかも知れない。
音楽で表現をずっと続けていくためには、賢くならないようにする努力が必要。それがなかなか難しいんだけど。
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■PROFILE
ロックンロールジプシーズ ROCK'N'ROLL GYPSIES
福岡を拠点とした伝説的ロックバンド、ザ・ルースターズのメンバー、
花田裕之(Vo & G/表紙・右)、下山 淳(G/表紙・左)、池畑潤二(D/表紙・上)による3ピースバンド。
2001年、花田裕之ソロプロジェクトが、北九州でのイベント出演をきっかけにバンドへと発展。
バンド名を正式にROCK'N'ROLL GYPSIESとし、ライブやフェスに精力的に参加しながら、全国ツアーも開催。
2002年にはライブアルバム、2003年にオリジナル1stアルバム『T』、2005年に2ndアルバム『ROCK'N'ROLL GYPSIES U』をリリース。
オフィシャルサイトwww.rrgypsies.com
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■EVENT DATA

ロックンロールジプシーズがついに「GARDEN」に登場。彼らの2010年初ワンマンは熱いライブになること間違いナシ。
無骨で男気溢れるロックサウンドに酔いしれろ。
OPEN 18:30 / START 19:00
TICKET : ADV.¥4,500円 / DOOR.¥5,000(1ドリンク別)
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