GARDEN
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「GARDEN」が発行するフライヤーと連動して、 注目のイベントとその出演者たちをクローズアップする WEB連載“THE EYES OF GARDEN”。
第2回目のゲストは、12月25日に「GARDEN」で 「杏子★強行聖夜祭」を開催する杏子さん。
現在の多彩な活動とそれぞれの仕事に対するスタンス、 そしてクリスマスの夜の計画について語ってもらった。

photo:Jun Okada text:Makoto Hongo


― ソロ活動のほかに、ラジオパーソナリティ、福耳、バービーボーイズの再結成、舞台への出演と、活躍の場が広いですね。お忙しい時期が続いているんじゃないですか?

杏子 ここ1ヶ月くらいはお芝居(『輝け! 主婦バンド スモーク・オン・ザ・ウォーター2009』)の稽古中に ライブ(オーガスタキャンプ)を品川と埼玉で2本演りました。でも忙しい方が性に合ってるみたい。 時間が沢山あってもギリギリまで手をつけないタイプなので。 この前もライブの構成やセットリストを練るために1週間ほどホテルに籠ったんだけど、 なにから手をつけていいか考えているうちに『シャンパンでも飲むか』って気分になっちゃって(笑)。 お尻を叩かれないと仕事が進まないんです。

― 舞台の出演が増えましたね。

杏子 そうですね、ミュージカルを中心に結構演っています。 公演中の『スモーク・オン・ザ・ウォーター2009』は1幕が1時間で、2幕が45分なんですけど、 奔放な女の役を演じているので、台詞をずっと喋りっぱなしで(笑)。 構成は、ストレートプレイ(歌唱を含まない演劇)なんですが、意外に場面転換でステップが入ってたりして、 これがまた……。私たちミュージシャンは一小節が1、2、3、4の4カウントがベースなんですけど、 ダンスって8カウントだからいつもと勝手が違って難しくて。泣きそうになりながら踊ってました(笑)。 ライブは気持ちを一気に爆発させて"以上!"って感じだし、ちょっとぐらい歌詞間違えてもOKみたいなところがあるんですが(笑)、 お芝居の場合は常に共演者たちとのやり取りで成り立っているので、自分がミスをしちゃうと、全部の流れが崩れてしまうっていう緊張感があります。 でも、絡みがすべて決まった時には、ライブとはまたちょっと違う感動があるんです。



― ソロとバービーボーイズと福耳の活動のスタンスは、ご自分の中でどのように差をつけていますか?

杏子 福耳はソロの延長線上って感じで。バービーは完璧に別のチャンネル。バンドっていう、グルーヴの1つになる感じ。 メニューを決める時も、みんなでいろいろ話し合いながらだし。2月のライブの時も、なぜか男子の選曲というのはコアな曲が多くて。 『絶対演ると思われてる曲を演るのイヤじゃん』とか言うんです。常に裏切りたいらしくて。 私は『いいじゃん、みんなが聴きたがってるんだから』って思うんですよね。 だって、ローリング・ストーンズが『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』を演ったら、みんな『フゥ!』って言うでしょ(笑)。 私は昔から、変に物わかりがよかったんです。どっちかって言うと、スタッフ寄りな感じ!?  音楽を好きで、自分たちがやりたいことをやっていくっていうのはもちろんですけど、 それをやるための物わかりのよさも必要じゃんって思うんです。でも、男子メンバーは本当に頑固。 すごく久しぶりに会ったんですけど、そこも全然変わってなくて、もうビックリ。 もうちょっと大人になっててもいいんじゃないってくらい、本当に変わらない(笑)。 でも、そういう少年っぽさだったり、すごくピュアな部分っていうのは面倒臭いなと思いながらも、 とっても嬉しかったですね。バービーはライブバンドだったので、やっぱり自然に息が合うし、 空気感が身体に染み付いているんです。

― どんな箱(ライブハウス)が好みですか?

杏子 オーナーの趣味とか、やりたいことがはっきりしているライブハウスが好きです。 どんな音楽が好きで、そのためにこんなバンドを出すという筋が通っている箱。 大きなホールは、私たちがスタッフと一緒に作り上げていくことが多いんですけど、 ライブハウスは規模もコンパクトなので、私たち色に染めるというよりはある程度その箱に合わせる感じで。 だから、そのライブハウスのカラーがすごく大事だなって思いますね。私たちバービーボーイズは、 「フォーバレー」っていう四谷のライブハウスでいろいろ学びました。 ライブの後にオーナーがその日に出来やメニューに関して『今日は良かったね』とか、 『もっとこうしてみたら』とかアドバイスをくれたんです。そういう若手を育ててくれるような箱が増えるといいですね。



― 今年のクリスマスは「GARDEN」ですが、今までは毎年どう過ごされてたんですか?

杏子 ここ2年は下北沢の「ザ・スズナリ」で、着物を着て、お芝居をやってましたね。 その前の年も何かの舞台の仕込みだったような。今年の「GARDEN」のライブで、3年連続下北沢です(笑)。

― 『強行聖夜祭』はどんなイベントになりそうですか?

杏子 せっかくのクリスマスなので、25日のライブはパーティーっぽくしたい!  スタンディングじゃなくて椅子を入れようかなと思ってます。それから、オープニングの衣裳もしっかり決めたいな。 私、衣裳と全体の雰囲気が固まっていないと、曲順もなかなか決まらないんです(笑)。 とりあえず、今決まっているのは当日クリスマスプレゼントがあるということ。 プレゼントの内容は当日まで内緒ですけど、スタッフと選んだものと、 私からも『クリスマスによく来てくれた!』って感じの、私的で特別なグッズを用意しようかなと思ってます。 豪華ですよ〜、超豪華(笑)。だからみんなにもクリスマスっぽい格好で、 誰かの結婚式に参加するぐらいの気持ちでお洒落して来て欲しい!  やっぱりね、着るモノを変えると、気持ちも変わるから。結婚パーティーとかちょっと面倒臭いけど、 やっぱり男子がネクタイしてると『ああ、なんかちょっと違うね』とか、 女の子がフワフワしてると『おお、イイネ』って思いますもん。朝から着るモノを迷って、 メイクもキラキラさせて。そうしたら、ライブ終わって外に出て来た時に、その素敵な衣裳で、 多少ハメを外してもいいかなって思えるくらいの、素敵な時間を提供します。 「GARDEN」のスタッフのみなさんも素敵な衣裳を着てもらって、みんなで一丸となって、夢の国みたいにしましょう。 うちのスタッフも派手にいきますから(笑)。
■PROFILE

杏子 Kyoko
1960年長野県生まれ。1984年、バービーボーイズのボーカルとしてメジャーデビュー。 1992年、バンドの解散を機にソロへ転向。山崎まさよし、スガシカオらと組んだユニット"福耳"での活動でも注目を集める。 2008年の夏フェスでは、バービーボーイズとして復活を果たし、今年は17年ぶりの全国ツアーでファンを魅了した。 さらに、来年2010年は日本武道館を含むライブツアー『Bcc:from BARBEEBOYS AD2010』が控えている。 また、ラジオパーソナリティや舞台、TVドラマ、映画に出演するなど女優としても活躍中。
最新の活動はオフィシャルフェブサイトwww.office-augusta.com/kyokoをチェック!
■EVENT DATA


「GARDEN」が初めて迎えるクリスマスの夜、ステージに登場するのは、
年明けからバービーボーイズとしてのツアーを控える杏子。 今年最後のソロライブを見逃すな。

TICKET ¥5,500円(1ドリンク別 ※クリスマスプレゼント付)
START 19:00


Focus on Person
01 : 曽我部恵一
02 : 杏子
03 : ROCK'N'ROLL GYPSIES
04 : 穴場
05 : THE COLLECTERS
06 : 黒田征太郎


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